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元年終幕 ー0(ゼロ)の背中ー

栃木の優勝でBリーグ元年も幕を閉じました。
今現役の中高大学生、
そしてこれから本格的にチャレンジしようとしている
小さな子供達、本当に幸運だと思います。

まだまだ生まれたてですが
バスケットボールを職業に出来る、
その可能性が誰にでも十分にある。

遠い海の向こうへ渡らなければ
はるか彼方の雲の上、
あるのかないのか実際に目にする機会すら
なかったプロの世界。

レベルの違いは勿論ありますが
どんなにシンドイ練習をしようとも
学生時代をすぎればそれで食べていくこと等出来ない、
一体何の為に?と疑問を持つこともあった時代から
努力、才能、環境、様々な要因をクリアすれば
大好きなスポーツを仕事に出来る。

素晴らしい進歩です。


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その先駆けにいつもこの人がいてくれました。
今でも鮮明に覚えています、学生時代の無敵の九冠。
フェニックスの#1、現在でも唯一無二のNBA経験者。
そして初代Bリーグ王者。

36歳の田臥選手、173cmの小さな身体ですが
彼の背中はとてつもなく大きい。

いつまでも見ていたい、
しかし年齢の波はどのアスリートにも平等に訪れ、
彼が牽引してくれる時間も残り少なくなるでしょう。

それでも彼を超える選手が未だ現れない。

もうそろそろ彼に恩返し、恩送りをしても
良い頃だと思います。


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開拓者の開いた扉を再び閉ざしてしまわず、
やがては扉など存在しないかのように道を創り、
次々に高いレベルに挑戦してほしい。

指導者の方々も
育てているのは彼を超える存在だと
意識しながら選手と共に己も高め、
既成概念、固定観念を打ち破り、
大海に帆を上げ海を渡す船になってほしい。

この偉大な0(ゼロ)の背中を越えて
世界に羽ばたき、日本のリーグを押し上げていく
次なるゴールデンエイジの誕生、育成に
更に力を注いで行きましょう。

選手の皆さん。
NBA、Bリーグに行きたい!と夢を語りつつ、
今まさか砂糖たっぷりのジュースなどを
手にしていませんよね?
高々数時間の練習で疲れた、とか
僅か数キロの道のりを電車、
親に送り迎え、車やタクシーで楽してませんよね?

彼以上にならなければ世界など夢物語、
彼以上になるには彼以上の練習や
より厳しい日々の鍛錬が必要、なのは
言うまでもないですよね。

173cm、スペシャルなサイズではありません。
彼だって直ぐに伝説になった訳ではないのです。

今頑張るかどうか、そこが分かれ道。
どんなチャンスも逃さないという気持ちを持って
チャレンジを続けて下さいね。
皆さんにはバスケで自分や家族を食べさせていく、
「道」があるのですから。

栃木B、おめでとうございました!


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by wsba2014 | 2017-05-27 15:50 | コラム | Comments(0)

【Coach's Corner!Vol.15】

MarkBurtonコラムCoach's Corner です。
今回は先日お知らせしたBurton Jrの代表合宿に関して。
様々な思いが交錯する中、また一つ大きな経験、
そして成長に繋がる出来事だったと思います。

まずはご一読下さい^^


「control and always be ready」

So as many of you may know recently Mark Jr. was chosen to go to Japan to attend camp with the Japan National Team U-19. According to the coach Mark played very well and was the best point guard at the camp, however he wasn't chosen to go to Egypt to compete in the World Cup. Mark was really disappointed with the decision. I told him to continue to work hard. He can't control the coaches decision to put him on the team, but he can control working harder to get better. I told him that he has to make sure that he is ready if JBA calls again. How do I do the that he asked. I replied to him with the below:


皆が、もう知っている通り、私の息子のマークJr.は、
日本のU-19チームのキャンプに参加する一人に選ばれた。

(日本に戻ってU-19のキャンプに参加した際)
チームのコーチの指示に従いながら、マークはとてもいいプレイをした、
そしてキャンプの中で最も優れたポイントガードだと言われた。


しかしながら彼は、
エジプトでのワールドカップへ行くチームには
選ばれなかったのだ。


マークは、その日本バスケットボール協会の選択に
ものすごく失望していた。


そこで私は、
今まで通り厳しいトレーニングを続けろと言った。

どんなプレイヤーでも
そのチームに彼を入れるか入れないか
の選択をするコーチをコントロールすることは
できないのだ。


しかし今よりももっと上手くなるように
練習をハードにする事は、コントロールできる。


私は、息子に次にJBAがもし連絡してきた時、
準備万端にしておくように話した。


息子は、どうしたらいいかわからないと言ったので、
次のように返事をした。


1. Make sure that you keep a good attitude. A good attitude helps you to focus. Life doesn't always go the way we want it to go, but with a good attitude you can adjust and have a never quit approach, which allows for focused and clear thinking.

2. Work harder. When they are sleeping you have to be working. You have to want success as much as you want to breathe. If you want it as much as you want and need air, then it becomes as important as life to you.

3. Stay mindful. By staying mindful, you can stay in the moment. Staying in the moment allows you to connect with your purpose.


1.いつでも良い態度で接するように。
いい心構えでいると、集中もしやすくなる。

人生は、いつも自分が望む方に行くとは限らない、
だが、もし良い態度で居て、
アプローチする事をやめずにいれば、
自分の目標に集中出来、
またクリアに考えることが出来る。


2.もっと練習しろ。
みんなが寝ている時に起きて練習するんだ。

息をしないと生きていけないのと同じくらいに、
成功を欲しよう。
(成功したいと思え、望め、手を伸ばせ)

体が酸素を欲しがるのと同じくらいに成功を欲しがるなら、
自分の人生自体が重要と感じるのと同じくらい
その成功を重要と感じるようになるだろう。


3.柔軟に考えろ。
柔軟な考え方が出来るなら、
瞬間を生きることが出来る。

瞬間瞬間に生きているなら、
自分の目標に向かっていく事ができる。


If Mark does those 3 things then he will grow as a basketball player and as a person. He had a great lesson when he was in Japan a few weeks ago. He had disappointment, but through our conversation he found great growth. He did all of the things that I spoke about above and I am happy to say that the JBA called him to return to Japan for another camp and try for the Olympics next month in May.


もしマークがこの三つの事をこなしていくとしたら、
彼はバスケットプレイヤーとしてだけでなく、
人間として成長するだろう。


先月息子が日本にキャンプの為戻った時、
とても素晴らしい人生のレッスンを受けた。


彼は、その時にたくさんの失望感を覚えたが、
私との会話を通して、
息子は自分が素晴らしく成長したことに
気が付いたのだ。


私が上で話したすべての事をこなし、
最近またJBAが私たちにまた息子に日本に戻ってきてほしい、
今度はナショナルチームに参加するために
と言ってくれた事が嬉しい。


Control what you can control and always be ready!


自分でコントロールできる事をコントロールし、
いつも準備万端に!


Mark Burton
President
World Star Basketball Academy


代表コラム【Coach\'s Corner!】_a0326598_14293613.jpg


ーあとがきー

WSBAでは今回のことを
決してネガティブに捉えていません。
むしろポジティブです。


チームバランスなどから結果は残念でしたが
突き抜けた存在故にバランスの問題が出てしまった
と評価下さったことは
とても誇り高く、ある意味それは
実力のEvidence(証明)だと思っています。


ロイブルHCはことのほかBurton Jrをかって下さり
能力を惜しみ五輪代表などへの推挙も含め
彼との絆を紡ごうとして下さいました。
(その後実際に別のカテゴリ代表にお声掛け下さいました。)


ある掲示板などではファンの方々が
マーク・ルイ君・マーフィー君・アヴィ君
こんなラインナップが実現したら
エジプトに向けて頼もしい、
などと嬉しいコメントして下さったり
ファンの方にも認知頂きました。


日本のバスケはまだ始まったばかり。
紆余曲折を経て選手だけでなく
そのシステムも成長をしていくものだと思います。


チャレンジは、選手である限り続きます。


力添えして下さった方々に報いたい。

アンダーカテゴリのチャンスでは
それが出来なかった事をスタッフに向けて
「I'm Sorry…」と
呟いてくれた少年の心に成長と感動をおぼえ、
私達も選手が情熱を持ち続ける限り
そのチャレンジをサポートし続けたいと思いました。


時に仏にも鬼にもなりながら…

そして壁は高いほど燃えてきますしね。


by wsba2014 | 2017-05-15 14:31 | Coach's Corner | Comments(2)