人気ブログランキング |

”日本の鷹(TAKA)”

Summer Camp 2019
今年は例年とは異なり
キャンプ後に留学を控えた選手の
最終調整という形でスタートしました。

高橋昌也選手 15歳
彼の行く先はフロリダ州「Montverde Academy」
全米五指に入る強豪校です。

”日本の鷹(TAKA)”_a0326598_17130239.jpg

少し彼の紹介をします。

彼は中学での部活動に所属していません。
幼い頃よりアメリカでプレーすることを夢見
その志や行動指針から公立中学の部活はフィットしていないと判断し
”クラブチーム”での活動を選択しました。

これから先はその形もスタンダードになってくるかも知れませんが
現時点ではまだ確立されておらず
恐らくはパイオニア的な形です。

所属は
TOKYO L.B.I(弊社提携)
サンロッカーズ渋谷ユース
TOKYO SAMURAI

サンロッカーズユース、
SAMURAIでは週末を中心に試合、
LBIでトレーニングという形。

現段階では毎日施設が使え指導者の元、
鍛錬出来る環境は部活以外にはあまりありません。
故に複数のクラブを活用し其々の特性を
自身のキャリア形成に繋げた形になります。

サンロッカーズではユース一期生のエースとして活躍し
対外試合では高校生等とも対戦、
SAMURAIでは外国籍やハーフの選手達等
様々な背景を持ちプレースタイルも多様な選手達と交わり
多くの試合をこなしてきました。

ただ問題は活動のスパンがほぼ週末のみ、
かつゲーム中心にて基本的なトレーニングが出来ない
絶対的な練習量が不足するという点と
良くも悪くも部活動のように
絶対に負けられないトーナメントという
いわば何かを懸けて挑むような
ひりついたゲームの経験を得られない点でした。

トレーニングに選んだLBIは
30年続くクラブですが
ゲスト期間を経て正式に入部するには
既存メンバーの承認が必要となり
認められた人にしかナンバーを与えられない
礼儀、敬意、自立、自律が必要となるとても厳しいクラブです。

彼はそこでメンタリティを含め
フィジカルやスキルを徹底的に鍛えました。

部活以上に厳しく煩い礼儀作法、
仲間に敬意を、支援してくれる方々への感謝、
自己管理から準備の大切さ、姿勢、
バスケットボールの枠を超えた人間教育という
メンタル面の鍛錬に加え、
大人さながらのサーキットトレーニングや
2時間通しのシューティング、
ウエイトグローブを使ってのハンドリング
ロープワークアウト、
様々な機器を使ったフィジカルやスキルトレーニング、
時にジムを出て坂道ロードワーク、
全国大会に出る強豪校所属のメンバーや
同OBを相手にした1on1やゲーム、
食事の摂り方、目標の立て方、課題解決の方法、
ビジネス、エンターテインメントに関する勉強、
それはハードな内容をパスしてきました。

正直、楽なプロセスはなかったでしょう。

今年の3月に中学を卒業し、
その時点では留学が確定していなかった為
都内の強豪校である日本学園に入学、
バスケ部にお世話になりました。

いつでも使える体育館、
そこが自分の居場所とばかりに
朝6時~夜10時過ぎの帰宅まで
時にサボりたがる上級生に疎まれもしながら
毎日毎日、彼は走り続け黙々と練習していました。

それを見た同級生達も
強くなるには本気で彼のようにやらねばいけない、
と影響を与えもしながら、
反対に留学確定、退部の際には
今まで疎まれた上級生達からは激励を頂くなど、
思いもよらない思い出ができ
短い期間でしたが日本学園にお世話になり
彼自身も学校生活がバスケだけでなく
様々な人間性を育む為に
必要なものであることに気付いたようでした。

高校入学にあたり
通信教育で学び学校には行かずに
独自に練習を続けようと検討していた時期もありましたが、
それには無理があり、きちんと将来を考え進学し
ユースチームのない年齢も鑑みて部活に入ることを選択しました。

そこで出会い共に全国を目指そうと
思いを馳せて下さった仲間や先生に対して
抜けることを申し訳なく思い、背中を押してくれたことに感謝している今、
彼の中で日本学園という"母校"を得たことは
彼の人間的成長にとってもとても貴重なことでした。

私達にコンタクト頂いて約3年弱、
ようやく彼の夢への一歩が踏み出されました。

応援してくれる人達の期待に応えたい失望させてはいけない、
周囲への愛と感謝の中、
考えると吐きそうになる程の重圧を感じつつ
もがき苦しみながら掴んだチャンス。

彼の進学先は強豪校故に
そう簡単ではない、無理だ、止めた方がいい、無謀だという人もいます。

でも、出来るか出来ないかではなく「やるか、やらないか」なのです。

この挑戦は彼にとって必ず大きな果実をもたらすことでしょう。
それはバスケ選手としてだけでなく人間的成長という面でも。

彼はビッグマウスです。
でもその裏側は常に不安と闘う姿があります。

それを押し殺し黙々と夢や目標に向かう姿はプロのそれと変わらない姿です。

簡単には1軍に上がれないでしょう。
そんなに甘い世界ではないですし
これから先、いわれなき差別や偏見、嫌な思いも沢山するでしょう。

しかし挑戦するということはそういうことなのです。

弱者に勝っても何の自慢にもならない。
簡単に手に入るものを得ても何の価値にもならない。
強き者に挑み、そして勝つ、
簡単には得難きものを得る、
その旅路に苦難があるからこそプロセスは価値あるものになる。

「志」

です。

日本の小さな鷹が
アメリカの大鷲達を翻弄する日。
そのことを思い描くだけでワクワクします。

そんなことを思わせるだけで彼の夢は皆の夢になり、
彼の切り拓く道はきっと後に続く人達の力になります。

夢や成長の為に
痛みを伴う覚悟を持って
挑戦の道を選んだ若鷹の選択に
否定的な言葉は必要ありません。

そんな彼に私達が出来ること。
留学スタート時点からダッシュ出来るように
よい準備が出来るようにサポートする。
今回のキャンプはそういう意味があります。

全ての物事にとって一番重要な
「準備」

日本でのトレーニングや試合結果を分析し
その上で彼に不足していることを判断
ユタの地で最終的なスキルの見直し、
高地での心肺強化、
アメリカ文化への順応、適応。

そして、
これから異国で一人闘い抜く彼を独りぼっちにすることなく、
アメリカでのよき相談相手になれるように。
彼の本気に全力で応えるつもりです。

彼の愛機は「AIR JORDAN 7」
かつてMJがバルセロナ五輪でも着用した名機。

彼の夢はMJ超え。

リアルMJを見れていない世代の彼らには
既にバスケを始めた当初から神ともいうべき存在なハズですが
威勢が良くて大いに結構。

偉大な選手をリスペクトしつつ
それを超えたいと願う気持ちが
次の物語を紡いでいくのだと思います。

そして彼が八村君に続く日本の希望になりますように。

”日本の鷹(TAKA)”_a0326598_17142163.jpg

高橋昌也
(Masaya,Mass,Ma.t,Masa)
15歳
175cm G Montverde Academy

TOKYO L.B.I
サンロッカーズ渋谷ユース
TOKYO SAMURAI
日本学園高校

https://3ndbba.wixsite.com/official/player

Montverde Academy
https://mvasports.com/sports/2016/12/29/about-varsity-basketball.aspx?path=mbball

”日本の鷹(TAKA)”_a0326598_17123638.jpg
#3nDBBA #masayatakahashi #japan #japanbasketball #basketball #NCAA #montverdeacademy #ironhawk #markburton

by wsba2014 | 2019-08-06 17:15 | アメリカバスケ情報 | Comments(0)