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代表コラム【Coach's Corner!】

【Coach's Corner!Vol.9】

明けましておめでとうございます。
久しぶりのコーチズコーナー、
昨年の出来事を踏まえ、
マークも日本のバスケに思う所があったそうです。

日本が大好き、
日本人プレーヤーの潜在能力を知っているからこそ
もっともっと世界に送り出したい、
愛するが故に歯痒い気持ちも今回は吐露してくれました。

何かを成そうとすれば必ず反対意見や壁は生じる。
それを強い気持ちで打ち破れるものだけが
最高のステージに進むことが出来る。

新年最初のマークバートンのパワーワード、
ぜひ発奮材料にして下さい。


[Don't let anyone say no to you!]

Happy New Year to everyone!

It's been a long time since my last Coach's Corner. I didn't post anything because I was at a lost for words on what to say. I was sad about many things in 2015 regarding Japan basketball. I watched how hard KO-San worked to bring a basketball camp to Japan, but only a few kids signed up to attend. I also watched how he worked to create a home stay program here in Utah and only a few kids attended. It made me sad and a bit angry that very few were interested in working on their skill.

Then last week I saw something that made me realize that it's not that Japanese kids don't want to get better, or to play in the NBA or professionally in other places. What I saw was a friend of mine whose kid was working out with a developmental trainer just like me. His son was at the Toyota facility where the professional team plays. The kid's father knows the trainer from Toyota and was able to get two days of training for his son.

What I realized is that for many Japanese players they feel hopeless to reach their dreams because of the structure of Japanese basketball. If they don't play for the National Team, then they usually won't get better or have many chances to play pro ball in Japan because often times they if they don't play for the National Team then they don't gave access to the best trainers and coach's and so they won't strive to get better. I understand that very well because my own son Mark did an interview in Japan at my home with Ko-San. In that interview Mark said that he dreams of playing for Japan in the 2020 Olympics. However, the National Team said that Mark didn't come through their system and they wouldn't accept him. That hasn't stopped him from continuing his dream to play professionally and for the Japanese Olympics. He is doing great here but it's mostly because of his dream to play. When we arrived here last year nobody knew him and so he went out to make a name for himself.

He trains hard with me every chance he gets and I know how to train him. I am training him to be a pro. I understand that not every player in the NBA played at a big name basketball school, or the USA National team, but those players never stopped trying to reach their dreams. It's only through hard work that you get what you want out of life!

So as the new year starts I understand that many if you have a desire to get better, to become professional and high level players. Don't let Japan say no to you! Don't let anyone say no to you! The same training that the coach at Toyota gives the pros is available to you at World Star Basketball Academy! Let 2016 be the year that you get the most out of your dreams! Impossible is Nothing! Are you the one?

Mark Burton, President
World Star Basketball Academy


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[Don't let anyone say no to you!]
いつもWSBAのページを読んでくれている皆さん
明けましておめでとうございます。

前回のコーチズコーナーからかなり時間が経ってしまったね。
でも何も発信しなかったのには訳がある、私は言葉を失っていたんだ。

2015年いくつかの悲しい出来事があった。
私たちWSBAは、日本サイドでもスタッフが日本側との交渉を行ってくれていたが、
去年の夏、日本でバスケのキャンプを開こうとどんなに頑張ってくれても
本当に一握りの子供たちだけしか参加希望者が集まらなかった。
またアメリカでのホームスティのプランを提供してみても、
少数の子供たちしか参加しなかった。

このことは、私をとても悲しくさせ、日本では本当に少人数だけしか
自分たちのスキルを向上させようとしている
子供たちがいないと感じ、私は少しガッカリしたんだ。

先週、あることをきっかけに悟ったことがある。

日本の子供たちがバスケを上手になりたくないのではない、
NBAや自分の国、他の国での
プロになりたくないのではないことを。

私に気付かせてくれたきっかけは、
日本にいる友人の息子がスキル発展のトレーニングの為に
私のようなトレーナーとトレーニングをしたこと。

日本のプロの選手が練習をするトヨタのジムで彼はトレーニングを受けた。

彼の父親はトレーナー※を知っていた為に
その息子は、優秀なコーチから2日間のトレーニングを受けるチャンスがあったんだ。
(※プロを個別トレーニングしているコーチ)

感じたのは、
多くの日本のバスケット選手たちは
自分の夢をつかむ事に希望が持てない、
なぜなら日本のバスケットの構造に問題があるからだ。

もし彼らがナショナルチームでプレイをしなかったら、
大抵それ以上は上手にならないか
日本のプロリーグでも更に高いレベルでプレイする
チャンスは得られない。

ナショナルチームやエリートチームに選ばれないと、
素晴らしいトレーナーやコーチとのアクセスができず、今以上に上手くなろうとしても
その努力をサポートして貰うこともできない。

自分の息子を通しても実によく解った。

息子マークは日本にいる時に私たちの家でインタビューに答えた。

そのインタビューの中でマークは、
自分の夢は2020年の日本でのオリンピックで
日本チームに参加したいと答えていた。

しかし、日本バスケットボール協会に問い合わせたところ
彼は日本のシステム(日本の学校)に入っていないから
それは無理だと言われてしまった。

※マークは日本人とのハーフなので日本国籍もアリ。
ただし米軍基地内高校の為、国内の公式戦にエントリー出来ず。

しかし…協会からの答えがそれでも
彼がプロとなる夢を、2020年の東京オリンピックでプレイしたいという気持ちを
止めることはなかった。

そんな息子は今、ユタ中で良く知られる存在になっている。

彼のプロになって試合がしたいという夢が彼をここまでさせてきたんだ。

私たちが去年このアメリカの地に引っ越して来た時、
誰もマークの名前を知っているものはいなかったよ。
(小さいころから日本、アメリカ以外の海外に暮らしていたため)

彼自身の努力でこの地に自分の名前を轟かせたんだ。

息子は、私と一緒に少しでも時間があれば
猛トレーニングをしてきた。

私も、息子をどうやって
トレーニングすれば良いか解っている。
プロにする為にトレーニングしているんだ。


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皆に理解して欲しいのは、
全てのNBA選手がバスケの強い学校の出身ではないし、
またはアメリカのナショナルチームの出身でもない。

彼らは、ただ自分の夢に向かうことを
一時も止めなかっただけなんだ。

自分の望んでいるレベルの人生を手に入れる為には、
ただハードな仕事をこなしていくだけしか道はない。

さぁ新しい年も始まった。

もし君たちがプロの選手や
高いレベルの選手になるために
今よりもっと上手くなろうと努力しているのなら、
日本のバスケにNOと言わせてはいけない、
他の誰にも君たちの夢にNOと言わせたらいけない。

トヨタのジムでそのコーチが行っていた、
プロ用と同じトレーニングを
World Star Basketball Academyは
君たちに提供できる。

2016年を君たちの夢に更に近づく年にしよう。

不可能なんて何もない。

君は選ばれし者になれるか?

Mark Burton, President
World Star Basketball Academy


あとがき。
※CHOSEN1:選ばれし者(LJの背中のタトゥ)
※来シーズンLALには重要なポストが一つ空きます。
スーパースターの引退、それは
同時期にNBAを目指す者にとってチャンスでもあるのです。
MJ世代の次世代と言われてきたKBやKG等、
スーパースターも漏れなく歳を取ります。
空いた椅子を狙うというくらい、貪欲でビッグマウスな
目標の為にはどんな苦境も跳ね返す、
そんなプレーヤーをどんどん育成したいと思っています^^


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by wsba2014 | 2016-01-04 18:46 | Coach's Corner

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