2022年 10月 14日
【コーチングキャンプ】
8月。
二人の大学生が其々2週間と3週間の予定で
ユタを訪れました。
目的はプレイヤーとしてのトレーニングではなく
”コーチ”として知識、技術をバートンから学ぶ為。
高校時代は其々県内でも強豪と称されるチームで
タフな生活を送ってきた二人ですが、
現在は関東、中部地域の大学に籍を置き
後進育成を含めた指導の道に進むと決め
携わっています。
現状に行き詰まりを感じているということでなく
自らのライフワークとして、
”これを仕事にしたい!”という考えを持って
コーチ業で生きていく為に
自ら海を越え学びに来ました。
コーチングキャンプ、クリニックは
2014年、BBAが日本の横田基地でスタートし
ユタに拠点を移す直前に一度だけセミナーを
開催したことがあります。
その時に参加下さった方の中には
現在BリーグのACだったり、
運営に関わっている方もいますが
既にコーチとしての道を進んでいる方が中心でした。
この時から既にバートンの構想には
選手を育成以外に日本の若いコーチに
コーチングを学ぶ場を提供したいという
考えがありました。
中々実現には時間がかかりましたが
今回Phenomと同様に(株)GXAさんの協力を得て
とても優秀な大学生二人の希望を叶えることが出来ました。
彼らはユタ入りして直ぐ
バートンのアシスタントコーチとして
AAUチームに帯同したり、
大学生、高校生、プロ選手のサポートに。
ステイ先はコーチの自宅、
コート内外でも座学講義は続き
滞在期間しっかりとコーチとしての
メンタリティ、知識、スキルを学ぶと共に
選手、ホストファミリーと
英語を含めてコミュニケーションをとり
あらゆる”アメリカ”を体験してきました。
そこで
何が必要なのか?
何が足りないのか?
其々に感じ、学び、
彼らは来る前よりも確実に成長し
日本に戻ったと思います。
既に帰国後に学びを活かし
ワークアウトを開催して
学びをシェアしていました。
インプットしたものを
アウトプットすることは
学びを習熟させる為にとても効果的です。
この行動力、熱量に
バートンも喜び、感嘆していました。
アメリカの様にコーチを生業とするには
まだまだハードルが沢山あり
限られたところでしか出来ないケースも
多々あります。
しかし、部活指導の在り方も問われています。
そもそも「教えること」を学んでいない
もしくは選手引退後に独学というケースばかりでは
今の現状は当たり前の結果なのかも知れません。
故にこうした教えることを学ぶ、
コーチのメンタリティ、指導法をきちんと得て
そこに経験を積み重ねていくことで
コーチ自身も、指導を受けた選手達も
本当の意味で新しいスタンダードの中で
バスケットボールをプレー出来るのだと思います。
プレイヤーとしての道に区切りをつけ
尚その競技に関わっていたいと思う、
モチベーションや情熱は
選手よりもコーチの方が高いのは
思えば当たり前のことなんです。
好きだから。
プロも含めて沢山のバスケ愛好家を見てきました。
どんな形でも長く続けている人は
シンプルに誰よりもバスケが好きなんです。
選手の夢やその時の情熱、努力、
コーチはそれに心動かされ
時間を使い、熱量を投じて、
彼らのゴールを信じ導きます。
誰よりもバスケが好きで膨大な熱量のある人達。
その方向性を正しく見出し、
選手の夢も自身のキャリアも
最善の形で(もしかしたら最速で)叶える為に
学びの形や投資の形に目を向けると
きっと違った未来になるかも知れません。
今回の二人の行動が、
大きな波紋になることを願いつつ。
夏場の場合にはAAUをはじめ
ワークアウトシーズンなので
トレーナーとしての領域を学べる時期、
ただ残念なのはNBAを見ることが出来ないこと…
(NBA選手のオフトレというレアケースに
巡り合うことはできますが)
冬は逆にシーズンインとなるので
コート上での実践的な部分を学べる時期、
NBAを含めて目で学ぶケースが沢山。
(ただしどのコーチも正にビジネスタイムなので
ビジー状態&年末はアメリカは休暇が多いデス…)
と其々に利点があります。
私達BBAでは学生、社会人、
現在既に指導をしているかどうかの有無に関わらず
常時コーチの方々のご相談はオープンです。
(私達、バートンも日本のスタッフも
実はバスケコーチ以外にカウンセラーでもあります。)
いつでもご相談ください。
最後に。
どなたも今ある知識、経験、
その全ては其々が投資し学び得たものです。
決して軽んじられるものではありません。
人が時間やお金をかけて得たものを
出来るだけ安く、無料で教えてもらおう、
なにげなく聞いてみた、
こういうサービス風潮も
コーチをはじめ専門職が成り立たない理由です。
ですので、プロの手を借りることは
当然のごとく対価を支払う。
選手や学ぶ側としては
そういった感覚も養って
それがスタンダードになっていくと
コーチは更に高いレベルの学びに
投資が出来るようになり
選手により良い指導が出来るようになって
結果的にゴールに近づきます。
また、生活が安定するならば
それを目指す人も増え、
バスケットボールというスポーツは
学生時代の思い出という短い時間だけでなく
人生を賭けられるものになると思いますよ。
#bba #markburton #コーチングキャンプ
#gxa #アメリカ #バスケ留学 #ユタ
https://www.skydunk.jp/
https://www.instagram.com/o.hiroki_baloncesto_/
まだまだハードルが沢山あり
限られたところでしか出来ないケースも
多々あります。
しかし、部活指導の在り方も問われています。
そもそも「教えること」を学んでいない
もしくは選手引退後に独学というケースばかりでは
今の現状は当たり前の結果なのかも知れません。
故にこうした教えることを学ぶ、
コーチのメンタリティ、指導法をきちんと得て
そこに経験を積み重ねていくことで
コーチ自身も、指導を受けた選手達も
本当の意味で新しいスタンダードの中で
バスケットボールをプレー出来るのだと思います。
プレイヤーとしての道に区切りをつけ
尚その競技に関わっていたいと思う、
モチベーションや情熱は
選手よりもコーチの方が高いのは
思えば当たり前のことなんです。
好きだから。
プロも含めて沢山のバスケ愛好家を見てきました。
どんな形でも長く続けている人は
シンプルに誰よりもバスケが好きなんです。
選手の夢やその時の情熱、努力、
コーチはそれに心動かされ
時間を使い、熱量を投じて、
彼らのゴールを信じ導きます。
誰よりもバスケが好きで膨大な熱量のある人達。
その方向性を正しく見出し、
選手の夢も自身のキャリアも
最善の形で(もしかしたら最速で)叶える為に
学びの形や投資の形に目を向けると
きっと違った未来になるかも知れません。
今回の二人の行動が、
大きな波紋になることを願いつつ。
夏場の場合にはAAUをはじめ
ワークアウトシーズンなので
トレーナーとしての領域を学べる時期、
ただ残念なのはNBAを見ることが出来ないこと…
(NBA選手のオフトレというレアケースに
巡り合うことはできますが)
冬は逆にシーズンインとなるので
コート上での実践的な部分を学べる時期、
NBAを含めて目で学ぶケースが沢山。
(ただしどのコーチも正にビジネスタイムなので
ビジー状態&年末はアメリカは休暇が多いデス…)
と其々に利点があります。
私達BBAでは学生、社会人、
現在既に指導をしているかどうかの有無に関わらず
常時コーチの方々のご相談はオープンです。
(私達、バートンも日本のスタッフも
実はバスケコーチ以外にカウンセラーでもあります。)
いつでもご相談ください。
最後に。
どなたも今ある知識、経験、
その全ては其々が投資し学び得たものです。
決して軽んじられるものではありません。
人が時間やお金をかけて得たものを
出来るだけ安く、無料で教えてもらおう、
なにげなく聞いてみた、
こういうサービス風潮も
コーチをはじめ専門職が成り立たない理由です。
ですので、プロの手を借りることは
当然のごとく対価を支払う。
選手や学ぶ側としては
そういった感覚も養って
それがスタンダードになっていくと
コーチは更に高いレベルの学びに
投資が出来るようになり
選手により良い指導が出来るようになって
結果的にゴールに近づきます。
また、生活が安定するならば
それを目指す人も増え、
バスケットボールというスポーツは
学生時代の思い出という短い時間だけでなく
人生を賭けられるものになると思いますよ。
#bba #markburton #コーチングキャンプ
#gxa #アメリカ #バスケ留学 #ユタ
https://www.skydunk.jp/
https://www.instagram.com/o.hiroki_baloncesto_/
#
by wsba2014
| 2022-10-14 15:32
| Basketball Camp
2022年 08月 04日
<Phenom Camp>
7/28-31にサンディエゴで行われた
PhenomCampも無事終了。
NBA選手、Norman Powell氏も予定通り登壇し
彼らとも気さくに写真を撮ってくれるなど
プレー面だけでなく良い思い出になったと思います。
高校、大学等のスカウトも沢山来ている為、
上のステージを狙う猛者達ひしめく中、
二人も懸命にプレーしアピール、
途中NBAでも屈指のトレーナーである
Jordan Lawley氏等にもアドバイスを貰い
いい経験を積めたかと思います。
中でも石川君(帝京高)は
スカウトの絶賛を受け、
キャンプMVP候補となるオールスター選抜に
もう少しで手が届きそうな・・・
結果リザーブではありましたが
帝京のファンタジスタはサンディエゴで確実に
爪痕を残してきたと思います。
このPhenomは大規模なイベントですが
同様のキャンプがアメリカの夏にはあります。
石川君のようにインターハイ予選を終えた直後、
(本選出場だと難しいですが…)
一旦全国の夢破れたとしても
こうして海を渡り世界へ自分を認めさせる旅も
十分可能です。
コロナや円安、戦争の背景様々ありますが
学生時代は思っているより短いです。
思いを馳せるだけで終わってしまうのか
アクションしてみるのかは自分次第。
もう手を伸ばせば届くところに
こうしたチャンスが沢山ありますよ。
思いがあるなら彼らのように
ぜひ声にして、足を踏み出してみて下さい。
私達はいつでもそういう相談を待っています。
さて・・・
コーチ・バートンの夏は忙しいです。
今日からはアメリカの他の地域から来た
学生選手のトレーニング。
そして来週からは
コーチを目指し指導法を学びに
日本から二人の大学生が渡米してきます。
其々3週間、2週間、寝食を共にし
勝率97%、プロも排出したコーチングを
学びます。
コーチ・バートンへ弟子入り。
真面目で勤勉な日本人こそ
アメリカのコーチングを正しく理解すれば
将来NBAスターを育てることが出来る。
日本の若者に伝授することは
バートンの希望でもありました。
とても優秀な二人。
後日ご紹介したいと思いますが
彼らの成長も楽しみです。
#
by wsba2014
| 2022-08-04 17:40
| Basketball Camp
2022年 07月 13日
Japanese Fighting Girl 🔥🔥
Japanese Fighting Girl



She proves her presence at Muskengon Community College.
私達の教え子が
彼女の母校のOGだったこともあり、
彼女の素晴らしい挑戦も
OGと共に応援しています

ガンバって





https://www.instagram.com/smayuna__10/
#
by wsba2014
| 2022-07-13 17:30
| アメリカバスケ情報
2022年 07月 12日
<高橋昌也 選手 アメリカ挑戦近況報告>
LeeAcademyはアメリカでも北の端、
今までのフロリダ、ボストンのような
都市部ではなく小さな田舎町です。
大学進学への最後の一年、
本来であれば道のりは逆です。
小さな田舎町から全米1位の学校へ
ビッグステージを求めて這い上がっていく。
そんなストーリーが理想でした。
彼は決して怠惰ではなく、
人の何倍も鍛錬を行う選手です。
しかし、高校から渡米し
自分にかかるコストや
必ず成し得ねばならぬという責務、
元々の細やかな性格から、
言われたことだけをやるということでは
”足りないのではないか…”という不安に陥り
指示や助言に私意を加えてしまい
いわば間違ったやり方で鍛錬を重ね
それが結果的に”正しいやり方”から
我流=ダメな形、形無しになるという
ジレンマに陥っていました。
コーチからしてみると
「なぜアドバイスを活かさない?」
「そんなに自分のやり方でやりたいのか?」
一人一人の性格や本質を
完全に把握するのは中々難しいことです。
選手の成長を願い適切なアドバイスをしても
そのとおりにやる訳でもなく・・・
しかしその原因が事情背景、性格によるものだと
コーチは知る由もありません。
コーチの目に映る彼は
”素直じゃない選手”
彼の熱心さは裏目裏目に
出てしまったのだと思います。
食事に行っても
席を立つときには何か落とし物や
忘れ物はないか、
再三確認をして尚心配、
そんな神経質で慎重な性格だと解るには
時間がかかります。
本人の向上心が空回りし
すれ違ってしまった結果、
思い描くゴールへの
サポートは得られないとの判断に至り
いくつかの選択肢の中で
お互いの考え方が理解できたチームへ
最後の一年、移ることを決断しました。
ここに”何が悪い、誰が悪い”
というものは存在しません。
どちらも一生懸命だったと思います。
しかし、彼には学ぶべきものがあります。
この夏帰国した彼に一つのテーマを与えました。
”守破離”です。
このままでは
信じること、基本を守ること、
そういったことからかけ離れ
何を学んでも会得する前に型を崩し
結果”形無し”、何もない選手になってしまう、
私意を挟んだ余計なことは一切禁じ、
地味で過酷なフィジカル強化をしながら
スキルにフィットさせるような訓練をしています。
自分の頭で考え”守”を徹底出来ねば
もはや先の道はない、
そんな覚悟で頑張っています。
この苦しみは
飛躍する為のもの。
私達はそう信じています。
NCAAでのプレーに向けて覚悟を決めての一年。
まだまだ修行中ですが、
今後も応援を宜しくお願いします!
@LeeAcademyHoops
#
by wsba2014
| 2022-07-12 17:27
| コラム
2022年 07月 11日
PHENOM CHALLENGER!
PHENOM CHALLENGER
7月末にサンディエゴで開催される
完全招待制のPhenomCamp。
BurotonBAからの招待で
二人のチャレンジャーが参加します!
高橋奈佐理 君
Height 176cm (5ft9.2in)
Position PG/SG
Houdini's problems basketball/Yokosuka base
横須賀や様々なクラブで活躍する
万能PG高橋君です。
招待選手二人目。
彼も同じく
(株)GXAさんを介し
招待権を持つBBAに審査の
アプローチしてくれました。
石川裕大 君
Height:174cm(5ft8.5in)
Position: PG
Teikyo High School
(Utsunomiya Brex youth team)
帝京の"J-Will"ファンタジスタ石川君。
スカウトが大勢集うビッグキャンプで
高橋君も石川君も力を発揮しアピールし
刺激や学びを得て来て欲しいです。
活躍を期待しています!
#
by wsba2014
| 2022-07-11 17:23
| Basketball Camp