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New Year 2021!

新年明けて7日が経ちました。
皆さんどんな年末、お正月を過ごしましたか?
東京を含むいくつかの地域では
今日にも再びの緊急事態宣言発令ということで
一部の学校では既に部活停止、
地域の学校開放等も閉鎖ということで
スポーツが出来る環境が再び閉ざされることに
なりそうです。
それでも出来ることは無いか?
個々に必要なプロセスを積み重ねることは出来ないか?
私達も色々アイディアを出し合い検討しています。
ですがもはや今は先ず”忍耐”。
プレーもそうですが、外出も外食も通学手段、
友達との遊びや食事も全ての面で耐える時。
”我慢”じゃないです。
”忍耐”なんです。
実はこの二つは違うものです。
我慢は納得の有無に関わらず
しぶしぶ受け入れる、自己意識から起こる慢心
仏教で煩悩の一つとされるどちらかと言えば
ポジティブなものではありません。
忍耐は文字通り
苦境においても大義を成す為に
耐え忍び己を鍛え力をつけるということです。
忍耐力はあっても我慢力はありません。
我慢の先に光はなく、
忍耐の先には光があります。
どうか耐え忍び、大好きなバスケ、
大好きなことが出来ない期間、
その気持ちを大きく膨らませて下さい。
一生懸命日々頑張ってきた学生の皆さん、
それをサポートしてきたご両親や関係者、
まだまだ熱量を保っている社会人ボーラー、
コーチとしてそれを生業にしている方々。
三度の飯よりバスケが好きな
私達同様の日本中のバスケ馬鹿の皆さん。
皆が同じように耐え忍べば
その期間は短くなるかもしれません。
数カ月後の新学年での最後の大会、
それがまた中止となったり
年末のW杯のように僅かな発熱で辞退となったり
今を耐え忍ぶことで
そういうことが回避出来るかも知れません。
抑え込まれて我慢するのでなく
皆の明日の為に、自立し自律し
各々が制限の中でより安全に出来ることを考え
その中で準備を進めるような気持ちで。
ですが、もしかしたら
これは日本が、日本の選手が強くなる
チャンスかも知れません。
常にハードな練習を休みなく行う部活動、
それは海外ではクレージーなモデルです。
ですがそれに耐えている皆は
部活という括りがなくても自分自身を鍛えること
自主的にハードワークを己に課すことが
出来るはずです。
個の能力が低くともチームワークで勝つ。
聞こえは良いかも知れませんが
個の能力が高い面々がチームワークも良かったら…
海外勢は学んでいます。
故により個々が意識をし其々の能力値を高め
それをチーム、組織として力に変えていく
コーチングが必要です。
選手の個性を無視して
伝統や自分の哲学に縛られた指導ではなく
個々を最大限に活かした”融合”を目指した指導、コーチングと
選手自身が自分を高めようとする当然のマインドセット。
今の状況をチーム練習が出来ない…という面に
囚われずに、自分自身が個人の能力を伸ばす時間、
その為に従来のやり方ではなく、
今までマイノリティだった個別の指導や練習
そういったものを本気で考え”自立”するチャンスでもあります。
時間、スペース、アイテム、天候、
各々で条件は異なるでしょう。
でもそういうことは世界中に存在します。
日本人は勤勉。真面目。
そう多くが評価する中、事実留学中の選手からは
周りは自主トレをしている選手はあまりいない…
という声も聞きます。
リアルにチャンスなんです。
そしていつも椅子にふんぞり返り
試合中も怒鳴り散らしているコーチ、
チームの名声の為に選手の活躍を利用している方々、
チャンスです。
選手達一人一人が自立し成長する為に
単なる技術指導や集団行動だけでなく
マインドやメンタリティのケアをしつつ
育ててあげて下さい。
もしそれに成功したならば、
再開後あなたのチームはあなたをリスペクトし
怒鳴るエネルギーを使うことなく
自らアクションし成長する組織になるでしょう。
言わないとやらない。
やらないから言われる。
そんなジレンマから脱却する。
勿論その背景には、
「やらない人は使われない」
という当たり前の前提があります。
以前お話しましたが
One for All , All for One
「一人は皆(チーム)の為に。
皆(チーム)は”ゴール”の為に。」
です。
「皆は一人の為に。」ではありません。
”All for One”の解釈が誤って伝わっていますが
これが正解です。
目標を理解せず足を引っ張る一人の為に
チームがケアをするのは間違いです。
冒頭に記述した”忍耐”
これもセルフマネジメント、トレーニングの一環
そう思って出来ないことを嘆くよりも
やりたいことが出来ない今を耐え、
モチベーションを蓄え膨らませ、
再開の時に爆発的に成長した自分を見せられるように
ぜひそうなって下さい。
跳躍するには”タメ”も必要です。
もし、自主練の方法、メンタルの作り方、
マインドセットが解らないなら、
いつでも相談してください。
私達のドアはいつでもOPENです。
そしてご父兄の皆様、
もしお子さんの様子がいつもと違う、
何かネガティブになってしまっている…
そんなことがあれば、それも遠慮なくご相談を。
バートンは長い間米軍でカウンセラーを務めた
メンタルケアのプロフェッショナルです。
同じく日本の担当も行動心理を学び
コンサルティングを行っているメンバーです。
スキルワークアウトだけでなく、
私達は選手、親御さんのマインドやメンタル
そういったケアもこの時期、対応させて頂くつもりです。
同じように、普段所属しているクラブや
トレーニングに通っているところ、コーチがいるならば
そういった方々にも沢山相談してみて下さい。
但し、ご相談はいつもの月謝と同じように
きちんと対価を。
そうした循環が
コーチを生業としている方々の事業継続を助け
コーチの方々も新しい学びや気づきを得て
成長するはずです。
普段お世話になっているコーチが
レベルアップしてより幅広い相談が可能になる、
それって結果的に皆さんの大切なお子さん達の為、
にもなりますよね。
コーチの方々も本当にお困りであればご相談ください。
喜んでコンサルティング承ります。
コロナの対策には其々にご意見があると思いますし
対策そのものへの賛否両論ありますが
ケチをつけていても始まりません。
思考停止こそNG。
頭脳フル回転で2021、挑んでいきましょう。
次回はサポート選手の近況報告をアップしたいと思います。

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# by wsba2014 | 2021-01-07 13:22 | The WSBA

マークバートンJrは現在日本におります。
まだ大学を卒業しておらず
もう1シーズンNCAAでプレーする権利を持ってはいるものの
コロナにより大学でのプレーが難しい状況でもあった為、
方向性を模索し、夏期はサマーリーグ参戦、
その後様々な方と相談を繰り返し、悩んだ末にBリーグに
トライするという方向に舵を切りました。

ただ、時期もシーズン開幕が迫るタイミングであり
来夏NBAキャンプへの挑戦等も視野にある為、
既に卒業済みでBリーグにエントリーした友人達とは
やや違った視点でアクションしておりました。

その為、非公式での来日、アクションだったのですが
久しぶりの日本に喜びを隠し切れずにポストした
SNSをご覧になった方からは熊本の地を訪れており
同選手達との交流の様子から様々なSNSで動向を期待頂き
契約、公式発表、試合出場を待ち望む声を頂きました。

しかし当初よりチーム事情ありきでのご招待でした為、
一緒に練習はさせて頂いたものの諸事情あり
残念ながらチームに加わることは叶わず、
現在は拠点を移し次のアクションをしております。

ですが熊本ブースターの方々のお声は本人にも届いており
そのユニフォームを身に纏い、
皆様の期待に応えたいと心から思いつつも
それが叶わなかったことを残念に感じております。

フードトラックへのサイン、
列を作りサインを求めて下さったキッズ達、
みんな彼の心に届いております。

温かなご声援、ご期待は
皆様の推しのチームに加われずとも
バートン個人として大切なファン、大切な思い出として
選手であり続ける以上、ずっと素敵なメモリーとして残ります。

異なるチーム、異なる国でプレーすることになっても
出会いの瞬間はしっかり刻まれていますので
どうか引き続き彼の応援をして下されば幸いです。

マークを応援して下さった熊本の方へ_a0326598_14264069.jpg

コロナにより沢山のバスケット選手、学生が
プレーの出来る日常を失い、
苦境にあります。

彼は幼き日より米軍所属であった父の仕事により
アメリカや日本だけでなくドイツ、韓国など
様々な国に渡り、その都度チームメイトを一から作る
その国の学生リーグに参加できずに
誰からも能力を見てもらえない、など
今のコロナと同じようにプレーする環境、
認めてもらえる機会を常に求めてきました。

どんな状況であれ忍び耐え、
不屈の闘志で七回転ぼうとも必ず起き上がると
今でもその志で頑張り、自分の成功が
似たような境遇の人達の日の出(Risingsun)となれるように
歯を食いしばり頑張っています。

そんな彼に非公式であるにも関わらず
温かくして下さった熊本ブースターの方々、
球団、選手の方々、ご支援頂いた方々には
心より御礼、感謝を申し上げます。

本当に有難うございました。

マークを応援して下さった熊本の方へ_a0326598_14271004.jpg

先ずは本当に気にかけて下さった方々への御礼を第一に
加えて現状をご報告させて頂かないと
ご迷惑がかかる所もあるかと存じましたので
記事にさせて頂きました。

まだまだ始まったばかりの旅ですが
今後もどうぞマークバートンを宜しくお願い致します。

熊本の皆様もどうぞお元気で。
若くアツいチームをその熱量で
バックアップし続けて下さいね。


#熊本ヴォルターズ #感謝 #マークバートン

# by wsba2014 | 2020-12-07 14:28 | コラム

STRESS

弊社のDirector/通訳兼HealthCoachである
Kaoruと同じHealth Coach Schoolの卒業生で知人でもある
海外でも弁護士と兼業している”Lottie”さんの
コラムです。
ストレスとワークアウト効率の関係性。
コロナでの環境変化はスタンダードとして
受け入れるには時間もかかり
今後まだまだ様々な変化が予想されます。
アスリートの皆さんだけでなく
特にスポーツと普段関りの無い人も
ストレス、当然ありますよね。
医師である斉藤茂太博士の言葉、著書の中に
こんな解消法があるんです。
”STRESS”この文字がヒント。
”Sports”=運動しよう
”Travel”=旅に出よう
”Recreation”=娯楽を楽しもう
”Eat”=食べちゃおう
”Sleep”=とにかく寝る
”Smile”=腹の底から笑って過ごそう
言い得て妙ですね。
張り詰めた弓の弦は傷みやすくなり
弓本体にも負荷をかけ続けます。
メリハリをつけて
ストレスもコントロールし
頑張る時と脱力する時を上手く分けて
過ごしましょう。
真面目な日本人。
気にしていることは
実は明日でもよかったり
どーでもいいことかも知れません(笑)
ストレスフルの状態や散漫な状態で
ワークアウトすると
気持ちも上がらず、思わぬ怪我にも
繋がりますし、コラムのように
非効率的だったり。
「技」も「体」も
様々な意味で「心」ありき。
国内でもまた感染者増加のニュースが流れています。
明日どうなるかという緊張も
それでも増え続ける街中の人混みに
それすらストレスの人もいると思いますが
どなたも一番素敵な顔は笑顔だと思います。
そうなれないのは”状態異常”だと
ふと我に返り、ちょっとストレス解消を
試してみて下さいね。
昔、こんなことを
ある女子高生に言われました。
「うーん。考えて解らない時は
とりあえず寝る!!!」
笑いと共に、
それもそうだ、と(笑)





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♯HealthCoach ♯メンタリティ ♯ストレス

# by wsba2014 | 2020-11-16 14:50 | コラム

新たな地、
ボストン近郊ウィンチェンドン入りし早1か月。
入寮して暫くは隔離となっていましたが
その後チームに合流し活動を続けています。

新しい練習着のナンバーは”0”
本人的には1や7や9などを公式戦では狙っていますが
敬愛するデリックローズが付けていた”1”
その場所に至るまでのプロローグとして
心機一転としては良きナンバーを与えられたと思います。

他の選手がコロナで余り満足のいく夏場を過ごせなかったのもあると思いますが
彼は春に帰国し夏の間もずっとコート外でもハードワークを行い、
振り返れば恐らく通常の夏よりも過酷な鍛錬をし学びも経てアップグレードされています。

その成果がこのビデオの動き。
勿論まだまだ課題はありますが
新天地で思う存分、力を発揮し存在感を示せていると思います。

このWinchendon Schoolはどちらかというと
個人のプロセス、大学進学に関しても重きを置いており
チームでの結果はそれなりですが個々に磨き上げ、
多くのOBがNCAA D1への進学を果たしています。

彼の話ではコーチの指導も厳しく
日本流にも通じるものがあり怠惰なプレー、
すべきことをしない緩慢さ等には
容赦なく罰則のラントレが課されたり
アスリートとしてあるべき姿を
しっかりと叩き込もうとするスタンスがあるそうです。

そういう環境でやってきた彼は
特にギャップもなくケロッとしていますが(笑)

ただ、残念なことに学内でコロナ感染者が出てしまい現在活動休止、
授業もオンラインという形になってしまっています。

彼自身は検査結果、陰性ということで寮で待機しつつ、
部屋の目の前のドアを開ければ
そこには外コートがあるという環境で
色々出来ることに励んでいますのでご安心下さい。

リゾート地のフロリダでの昨冬と一転
寒さ厳しいボストンでの初めての冬が間もなく来ます。

当たり前の寒暖差も
様々なイレギュラーな経験も
彼にとっては人生に厚みを持たせる一つのエッセンス。

一つ一つを乗り越えて大きな成長へと繋げてくれると思います。
この時間も隔離開けに周りと差をつけるチャンスと捉え
部屋の中でゴリゴリにウエイトトレーニングをしています(笑)

勿論、勉強も。

この動画は彼自身が隔離期間に自分で学び編集したセルフプロデュースです。
また素材が集まり次第、こうしてご報告出来ると思います。

引き続き彼の応援をどうぞ宜しくお願い致します!

# by wsba2014 | 2020-11-11 13:48 | アメリカバスケ情報

”Departure to the second chapter.”

先日のご報告で今季はコロナの影響を含め
諸々の状況判断から渡米はせずに
国内で力を蓄えるという方向性を
お伝えしたのですが、その後状況が変わり
今季彼はアメリカ、マサチューセッツ州
ボストン近郊にあるウィンチェンドンスクールで
挑戦を続けることとなりました。
国内のインターナショナルスクール等
様々な形の道を探すと同時に
ゴールへのマイルストーンであるNCAAにも
選択する進路が学歴として認められるのか
問題となることはないのかを確認したところ
高校単位としてハイスクールでは
編入などに対しては差し障りがないものの
NCAAとなると通信制等に対しては学生活動の
範疇を超えた活動が可能となり
アマチュア規定に対してグレーゾーンである
可能性が否めない為、OKだと明確には言えない
というような回答があり、
日本の高校に入り直すことも出来ない状態では
彼の目標への道は途絶えてしまうかも知れない、
ということで春の時点で候補であり
オファーのあったウィンチェンドンに
改めて相談を行い、手厚い歓迎や
諸々万全のケアをして下さることもあり
急遽この方向に舵を切ったのです。
実はこの半年、昨季のモンテバードでも
成績はオールA、コーチからも
とても覚えめでたく、評価を頂いていましたが
モンテバードはとてつもなくコストが高く
スカラーシップを頂いても簡単に継続できる
コストではなかった為、今季の転校先は
早くから検討されていました。
ユタ州の強豪(全米3位)の
ワサッチアカデミーからも
とても良いオファーを頂き
スカラーシップも50%と破格の待遇でしたが
コロナにより留学生の受け入れが止まり
破談となってしまいました。
(ワサッチのHCは田臥選手と大学時代
同じチームにいた方で東洋系ガード選手の
可能性をとても興味深く思っている方でした)
留学アドバイザーの方もとても親身になり
懸命にサポートして下さる中で、
ワサッチと同時にこのウィンチェンドンを推薦
ご提案があり、オンラインでコーチとも
面談の機会を頂き色々話をし
彼自身も強く惹かれていった学校、チームでした。
ウィンチェンドンは
モンテバードやワサッチのように
全米上位ランカーではないものの
NCAAのD1への実績もしっかりあり
大学進学率100%を誇る様々な教育面で
素晴らしい評価を得ている学校です。
(ボーディングスクールとして
高い評価を得ている分
実は学費は両校より高額でしたが
モンテバードでの学業、バスケ両面の
高評価により有難いことに優遇頂きました。)
バスケットボールへの取り組みも
彼自身、考え方に共感出来たようで
己を磨き鍛え上げるにはベストだと
思っていた環境です。
これから3年留まるか、
評価を受け上位校に引き抜かれるか
それはまだ定かではありませんが、
今回このような状況下において
受け入れて下さり、夢を絶たれることなく
挑戦を継続出来たことに
本人も深く感謝をしていました。


<高橋昌也 選手 アメリカ挑戦第二章>_a0326598_15462106.jpg

また、実のところこの半年
彼の下には様々なオファーが。
球団名は非公開ですがとあるプロチームより
練習生(場合により試合出場)の
打診を受けました。
これもNCAAの規定上、アマチュア契約だからOK?
という点もかなりアバウト、
リスキーなグレーゾーンであり
加えてそもそも”契約”ということが
如何なる意味を持つものか、
はじめて真剣に考える機会になりました。
世の中の16歳には恐らくその深い意味を
真剣に考え理解している人は少ないと思います。
この契約を締結した場合
どのようなメリットとリスクがあるのか?
浮かれた頭を一旦冷やし
しっかり勉強をしたのです。
結果的には身体もメンタルも含め
時期尚早、明確にセーフゾーンでない限り
リスクを冒す必要は今はない、と判断し
16歳ならば殆ど飛びつくであろうことに
勇気をもって冷静に決断、お断りをしました。
お断りはしましたが
様々な方のお口添えや
ご支援によりご縁が紡がれ
彼の未来に明るい兆しをもたらそうと
多くの方々が応援して下さることに
感謝は忘れていません。

彼はこの半年、
本当に多くの事を学びました。
なんとなくは解っていても
現実としてどの程度の費用が
自分の留学にかかっているか、
そのお金を得ることがどれほど大変か、
コロナのような状況で
もろくも崩れ去るリスクがあること、
前述のような契約、
信頼関係、努力を継続する強い意志の力、
学校で学ぶこと以外にも
自分が歩む道には欠かせない学びが
多くあることに気づきました。
そして学びを得たことで、
自分が留学出来ることが
当たり前ではなく、
ご両親を含む多くの方に
支えられていることに
改めて深く深く感謝をし
昨日10月1日、午後19時、旅立ちました。
彼の第二章は
何事もなくモンテバードにいたならば
きっと気づかぬことも気づけるようになり
より一生懸命、全力で挑む
価値ある挑戦になると思います。


更に、彼が所属していたクラブチームでは
オーナーの引退に伴い、
彼を含む10名の弟子たちが
師の後を受け継ぎ30年の歴史を繋いで
いくことになりました。
10名の共同オーナー、
彼もその一人。
若くして組織運営を託された面々にとって
これもまた一つの勉強です。
営利運営ではないものの
責任、組織、自立、自律、
習い事を生徒として受けに行くのと異なり
自分達が意見を出し合い
運営をすることで、指揮する立場の考え
振舞い、心情を学ぶことになり
成長の一助になるかと思います。
ゆくゆくはNBA選手が自身のクラブを持ち
後進指導を行うのと同じく、
共に笑い、共に飯を食らい、
共に地獄の鍛錬を乗り越えてきた仲間と
自分達が拓いた道の後に続く者達に
自分達がしてもらったように恩を送り
歴史を繋いでくれることでしょう。


学生、バスケットボール選手、挑戦者、オーナー
草鞋はいくつ履いても構わないのです。
その全てに全力を尽くし、
苦難にあって決して逃げず
不屈の精神で前に進もうとしさえすれば
きっと道は拓けます。
世界の全てを吸収し
日本の小さな鷹がアメリカで躍動する、
”日輪に鷹”が自分のエンブレム、と
旅立ち前に誓い、
新しい挑戦に胸を躍らせていました。
長くなりましたが、
日頃から応援して下さる方々、
この半年、ご支援を下さった方々、
本人に代わって御礼申し上げます。
彼の第二章もぜひ引き続き
応援を宜しくお願い致します!





# by wsba2014 | 2020-10-02 15:46 | The WSBA

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